育児

指しゃぶりがやめられる3つのステップ【失敗続きだった4歳娘に効いた方法】

子どもの指しゃぶりがひどいと、いつまでにやめさせるべきか悩んでいませんか?

指しゃぶりが原因で出っ歯になる、かみ合わせが悪くなるって聞くし…

実は、この記事で紹介する指しゃぶり対策を実践すると、ストレスなくやめさせることができます。

なぜなら、私の子どもは吸いダコができる程指しゃぶりをしていたけれど、色々試して1番効果があった方法だからです。

大事なことは、親がやめさせるのではなく、子どもがやめたいと思うきっかけを作ることです。

とはいっても、指しゃぶりは個人差が大きいもの。

まずは、子どもの指しゃぶりが口の中に悪影響が出ているかを知り、必要なら早めにやめさせる対策をとります。

この記事では、指しゃぶりがやめられる3つのステップを紹介し、実際に効果があった方法もお伝えします。

記事を読み終えると、いつまでにどうやってやめさせていくかを知ることができます。

結論
  1. 小児歯科で指しゃぶりによる悪影響が出ているかを診てもらう
  2. 対応が必要な場合や4才以降は、指しゃぶり対策をする

ステップ1:いつまでにやめるべきか知る

何歳までにやめるべき?

小児歯科学会では、まではやめさせる必要がないとしています。

指しゃぶりについては3歳頃までは、特に禁止する必要がないものである

引用元:子どもたちの口と歯の質問箱|日本小児歯科学会 (jspd.or.jp)

実際私は、市の健診や歯医者で相談しましたが、奥歯が生えそろう3歳までは様子見で良いと言われました。

指しゃぶりは、子どもにとって気持ちの安定に繋がっています。

癖になるのでは?と慌てて2才頃にやめさせるのは、親子それぞれストレスがかかります。

何歳までにやめるかよりも、指しゃぶりの頻度の方が大事

小児歯科へいこう

歯医者では、具体的なやめ方は教えてくれません。

一方、小児歯科では歯並びのこと、顎の発達、舌の動きなど、子どもの口の中について詳しく教えてくれます。

まずは、小児歯科で指吸いによる悪影響があるかを診てもらことで、やめさせる時期の判断がつきます。

小児歯科の先生

「指吸いがひどい子は、口の中を見たら分かります

「口の中が変形しているなら、早くやめさせましょうね」

はら☆ママ

娘は吸いダコができるぐらい吸ってたけど、口の変形はなかったわ

ステップ2:指しゃぶりがやめられるきっかけを作る

私の経験上、2才以降は「自分の意志」や「きっかけ」がないと指しゃぶりはやめられません。

絆創膏やマニキュア、からしなど様々な対策を実践したけど、全て失敗。

絵本「ゆびたこ」を使う

でも、この絵本を読み聞かせると効果絶大でした。

指しゃぶりをやめさせる絵本として有名「ゆびたこ」(くせ さなえ作 ポプラ社出版)

指吸いがやめられなくて、ある日突然吸いダコが喋りだすという内容。

自分の親指が変わってしまうのでは?!と子どもの恐怖心をあおります

本の中の主人公と同じように、親指に絆創膏を貼る娘。嘘のように、全く吸わなくなりました。

なぜなら、自分の指にも「ゆびたこ」が来るんじゃないか…と怖かったからです。

「ゆびたこ」の絵本はこちら↓

絵本「ゆびたこ」の読み聞かせ方法と実践

娘の場合は、1回読んだだけで効果がありました。

効果は個人差があるので、1回読んで反応が無かったからと諦めないでください。

読み手を代わる、読み口調を変える、くり返し読むなど試しましょう。

数回読む間に効果が出た友人もいます。

ステップ3:指しゃぶり以外の方法で安心をあたえる

このステップがあることで、成功率が上がります。

指が吸えない=ストレスがかかる、気持ちが落ち着かない状態になります。

私たち大人も、今から携帯はなしで過ごすのは不安ですよね?

そんな時、信頼できる人が寄り添ってくれると気持ちが落ち着きます。

とにかく褒める

指を吸わずに頑張っていることを、とにかく褒めましょう。

トイトレと同じで、褒められると嬉しくて頑張る原動力になります。

手をつなぐ

眠たい時に指しゃぶりをしていませんか?

その場合、眠る時は指しゃぶりをする方の手をつなぐと安心して眠れます。

娘の場合、1ヶ月程は手を繋いで寝ましたが、それ以降は自然と眠れるようになりました。

夜中無意識に指しゃぶりをした時は、そっと指を抜きましょう

効果はいつから出るの?

3日我慢できたら、やめられます

始めの2日間が我慢のピークです。

そこを乗り越えて3日目も達成できたら、ゴール!です。

自分の意志でやめた場合、この3日間の山場を越えたらまた吸い始めることはありません。

それでもやめられない時は?

  • 2~3才なら様子を見る
  • 小児歯科で相談する

小児歯科では、指しゃぶりをやめさせる最終手段として矯正器具を使う場合もあります。

色々試したけど、どうしてもダメな場合は1人で悩まずに小児歯科で相談しましょう。

まとめ

  1. 指しゃぶりをやめるべきかどうか、まずは3歳以降に検討する
  2. 3歳を過ぎても指しゃぶりが続く場合は、小児歯科へいき口の中を診てもらう
  3. 小児歯科の先生から指摘された場合や、4歳以降は指しゃぶり対策をする

指しゃぶり対策をする場合、苦いクリームを塗るなどの強制的にやめさせる方法は効果が薄いです。

そのうえ、親子共々ストレスがかかります。

繰り返しますが、子ども本人の「やめる意志」や「きっかけ」を作りましょう。

色々試して失敗し続けた4才娘が、絵本ゆびたこに出会い卒業できました。

この絵本は、やめるきっかけになります。

あとは安心感をプラスして、無事に卒業まで導きましょう。

以上、はら☆ママでした。