女の子のトイレトレーニングを進める中で、拭き方を教えるのが難しいと感じませんか?
きちんと拭けないと赤くかぶれたり、何より膀胱炎にならないか心配ですよね。
前から後ろ?上から下?
でも子どもにとっては、この表現だと分かりにくいです。
実際、前から後ろに拭くよう教えたら、ゴシゴシ拭きになっていました。
そして私の娘は、3才の時に膀胱炎になりました。
きちんと拭けるようになるためには、伝え方を工夫することが大事です。
2~3才の子どもにも分かる表現で伝える
この記事では、娘の膀胱炎から学んだ伝え方の工夫と、膀胱炎のサインをお伝えします。
トイレトレーニング中に正しい拭き方を習得することで、膀胱炎を防ぐことにつながりますよ。
トイレトレーニングの最終段階で拭き方を教える
初めてのチャレンジ中。覚えることが多いなか、始めから拭き方まで教えると子どもは混乱します。
最初の頃は、トイレで出来たら親が仕上げ拭きをしましょう。
子どもが自分で尿意を伝え、トイレへ行く。漏らさずに出来る状態になれば、最終段階です。
あとは、自分で下着の脱ぎ着や拭き上げができれば完了。
この最終段階まできたら、拭き方を教えましょう。
伝え方を工夫する
「ポンポン」と優しく押さえてね
押さえて1・2・3でポイっ!
膀胱炎の原因になる拭き方は、ゴシゴシと前後に擦ることです。
なぜなら、不潔な菌が尿道につくからです。
子どもに「前から後ろに拭いてね」と言うと、「どっちが前?」と聞き返されました。
確かに、どこが前なんだ?って思いますよね。
また、この頃の子どもは何でも興味がある時期。
なぜ?どうして?と疑問がたくさん。
なぜ、ゴシゴシ拭いてはいけないのかを伝えることも大切です。
ゴシゴシすると「ばい菌」がくるから、ポンポンだよ!
また、押さえる時間は?という疑問がある場合は、「押さえたまま1・2・3と数えて捨てよう」など、具体的に伝えると分かりやすいですね。
私たち大人も初めて何かをやるとき、どれくらい?いつ?など色々気になります。
子どもも同じです。トイレットペーパーの長さは?なぜ押さえるの?など、疑問がいっぱい。
その疑問に分かりやすい言葉で答えることで、子どもなりに理解して習得が進みます。
うんちが出た時は後ろから拭く

お尻に手が届く年齢になったら始める
体格にもよりますが、娘の場合は4才頃になるとお尻に手が届くようになりました。
それまでの間は、親が仕上げ拭きをしましょう。
子どもに任せると、手が届きやすいので股の間から手を入れて拭きがちです。
トイレの度に付きそうのは大変ですが、女の子の場合は拭き方の確認や仕上げ拭きを徹底しましょう。
膀胱炎のサイン
女性の場合は、男性と比べると尿道が短いので、バイ菌が中に入りやすいです。
そのため、大人だけでなく子どもでも膀胱炎になりやすいです。
膀胱炎の診断は、尿検査など病院での診察が必要。
- おしっこを痛がる
- 何度もトイレにいく(頻尿)
- お腹が痛い
この症状があるのに放っておくと、発熱や嘔吐など症状が悪化していく可能性があります。
気になるサインがある時は、病院へいきましょう。
おしっこを痛がる
この場合は、皮膚がかぶれて痛がっていることもあります。
まずは股を広げて見て、赤くなっている時はかぶれている可能性が高いです。
塗り薬で改善するので、小児科か皮膚科へいきましょう。
娘はゴシゴシ拭いていた、もともと皮膚がデリケートなこともあり、よくかぶれます。
何度もおしっこにいく(頻尿)
頻尿だから膀胱炎と決まるわけではありませんが、膀胱炎のサインです。
10分前にトイレにいったばかりなのに、またトイレ?という感じで、頻尿になります。
心理的な要因で頻尿になることもありますが、気になる時は病院を受診しましょう。
お腹が痛い
膀胱炎だと下腹部が痛むことがあります。
実際、娘は頻尿と腹痛のサインがあったので病院へ行くと膀胱炎でした。
まとめ
女の子のトイレトレーニングを進める中で、最終段階まできたら拭き方を教えましょう。
前から後ろに拭くよう教えるのではなく、押さえるよう伝えることでゴシゴシ拭きを防ぐことができます。
押さえ拭きが習得できると、膀胱炎だけでなく皮膚かぶれやペーパーカスが付くのを防げます。
子どもは、なぜ?が無くなることで早く習得できます。
ポンポンや3秒数えるなど、分かりやすい言葉で伝えましょう。
以上、はら☆ママでした~