離乳食を始めるのに何が必要か、色んな情報があって迷いますよね。
離乳食に”必要なグッズ“と”あれば便利なグッズ“に分かれます
手作りとベビーフードを併用するなら、最低限必要なグッズは5つだけ。
離乳食準備に必要なグッズ | 後々買い足しが必要なグッズ |
①冷凍用の保存容器 | ④離乳食チェア |
②ハンドブレンダー | ⑤お食事エプロン |
③離乳食用のスプーン |
たくさん買い揃えても、子どもによって使う使わないも分かれるので、やりながら買い足すと失敗がないですよ。
まずは最低限を知り、時短したいなら便利グッズも買うとラク
3人分の離乳食を経験した筆者が辿り着いた、必要なもの・不要なものについて本音で解説します。
- 離乳食準備に必要な最低限のグッズ
- 後々買い足しが必要なグッズ
- あると便利なグッズ
- 買ったけど不要だったもの
離乳食準備で必要なもの3選
手作りとベビーフードを併用するなら、必要なのは3つ。
①冷凍用の保存容器
②ハンドブレンダー
③離乳食用のスプーン
結局、全て手作りは疲れるし、ベビーフードはコストがかかるので、併用する方が”お金も時間も負担を減らせる“という結論に至ったんですよ。
まとめて作るなら、ハンドブレンダーと保存容器は必須
手作りするなら保存容器は必須だし、ハンドブレンダーは時短するのに必要なんです。
1つずつ解説しますね。
①冷凍用の保存容器
離乳食は1回量が少ないので、小分けにできる冷凍用の保存容器が必要です。
それぞれの特徴をまとめました↓
参考値(税込) | 容量 | メリット | デメリット | |
リッチェル | 550円 | 15ml、25ml、50ml | 耐久性バツグン レシピも多い | 場所をとる |
ダイソー | 110円 | 50ml、100ml | コスパ最強 | 蓋が邪魔で入れ辛い |
西松屋 | 399円 | 60ml、90ml、140ml | 小分けにできる 変形しない | 目盛りはない |
私は全部持っていますが、正直好みは分かれると思います。
理由は、小分けにして保存したいか、まとめて保存したかなど目的によって選ぶ商品が変わるからです。
迷うなら王道のリッチェルを買えば失敗しない
【人気商品】1個は持ってて損しないリッチェル↓
1つずつ保存容器の特徴について解説しますね。
リッチェルわけわけフリージングトレー
トレーのサイズは全て同じで、仕切りのサイズが3種類。
- 15ml 12個
- 50ml 6個
- 80ml 4個
積み重ねて保存も可能。
リッチェルトレーにミックス野菜を保存
リッチェルトレー15ml
画像引用:リッチェル公式ウェブショップ
スルッと取り出せる、まさにその通り
押し出すとポンっと取り出せるし、1人目の時に買ったのに2人目、3人目と5年間使っても破れない耐久性バツグンの商品。
子どもが踏んでも、壊れてないんですよ(笑)↓
踏まれても破れずに戻りました
取り出しやすさと耐久性の高さは、お値段以上の商品です。
ダイソー離乳食小分けパック
大きさは2種類
- 100ml 6個入り
- 50ml 8個入り
ダイソー離乳食小分けパックのパッケージ
積み重ねも可能
蓋が邪魔で入れ辛いのが最大のデメリットだと感じましたが、安い割にキチンと蓋が閉まるのは高評価。
コスパ最強の商品
1個ずつ保存できるので、ちょっとだけ冷凍したい時に活躍します。
安いので、後々の買い足しでも十分。
西松屋洗うのカンタン保存容器
大きさは3種類
- 60ml 10個入り
- 90ml 8個入り
- 140ml 6個入り
西松屋洗うのカンタン保存容器
手前はリッチェルトレー
奥にお粥を入れて積み重ねているのが西松屋の容器
長い目で見て、離乳食が終わった後も少しだけ保存したい時に役立っていますね。
お弁当用のきんぴらを冷凍保存した状態
ちょっと小葱を保存したい時とか、お弁当用の副菜を冷凍したい時とか、離乳食が終わってからも使える容器ナンバーワンですね。
溝がないので洗うのがラク
レンチンして容器のまま食べさせられるのも○
ダイソーの離乳食小分けパックと比べると、蓋が分かれているので扱いやすいです。
②ハンドブレンダー
要る派と要らない派の意見があって迷う
時短したいなら必要
結論、すり鉢よりブレンダーの方が作る時間を大幅に短縮できます。
経験則から、すり鉢だと30分以上かかる作業がブレンダーなら10秒。
茹でた野菜をブレンダーの容器に入れて
ハンドブレンダー10秒でペースト状に
おかゆも野菜も、ハンドブレンダーでガーッとやればいいんですよ。
写真の通り、少量の野菜でもハンドブレンダーでペースト状にできるんです。
私は人気のブラウンを使ってます↓
③離乳食用のスプーン
食器は家にある小皿で十分ですが、スプーンは離乳食用を買う必要があります。
理由は、赤ちゃんの口にあったサイズじゃないと、食べ辛く離乳食が進まないから。
人気なのは「ののじ」と「リッチェル」
①ののじの離乳食スプーン↓
②リッチェルのおでかけランチくん↓
実はSNSで人気なのは、31アイスクリームのスプーンなんですよ。
31アイスクリームシングル用のスプーン
31アイスのスプーンと他のスプーンを比較
平たくて薄いから、小さい赤ちゃんの口にフィットして食べさせやすいんです。
スプーンは洗い替え用と”本人が触る用”(ここ大事)の
2本は必要!
準備の段階で必要なものは3つですが、もちろん成長に応じて買い足しがいります。
後から必要になる離乳食グッズ
④離乳食用チェア
⑤お食事エプロン
離乳食を始める時には無くても良いですが、中期ごろには買い足しが必要なんです。
だって、子どもが成長してお座りが安定したり、手づかみが始まったり、食べる量が増えたり…
離乳食は時期に応じて”必要なグッズが変化“していくんですよ。
④離乳食用チェア
離乳食の始めは、抱っこでもあげられます。
お座りが安定していない時期は、むしろ抱っこであげた方が食べさせやすいですね。
お座りが安定したら、子ども用の椅子は必須
椅子選びで大事なポイントは3つ↓
- 掃除しやすい
- 高さが調整できる
- 地に足がつく
バンボは足が太いと抜けないし、IKEAは足がブラブラして姿勢が安定しない失敗を経験した私が辿り着いたコスパの良い椅子は、ノウスハイチェアです↓
ノウスハイチェアとは?
値段が高すぎないのに、必要な機能は全て揃った上にオシャレなデザインが推しなんですよ。
ノウスハイチェアグレー
地に足がついて背筋がピーン
木製の商品と違い、掃除しやすいのが良い
離乳食だけじゃなく、幼児になっても高さを調整すれば使えるので長く使える商品ですよ。
⑤お食事エプロン
食べる量が増えてきたら、食事エプロンをつけないと服が悲惨な状態になります。
洗い替えも含めて2つ以上は欲しい
色んな種類があるのでまとめました↓
メリット | デメリット | |
長袖タイプ | 腕が汚れない | 夏場は暑い 食べこぼしのキャッチ力は少ない |
シリコンビブ | 洗いやすく汚れ落ちが良い 食べこぼしのキャッチ力が高い | 首の違和感を嫌がる子も |
全身スモックタイプ | 身体の汚れを最大限防げる | 洗うのが大変 |
親の理想はシリコンビブだけど、2人目も3人目も拒否でしたね…。
行き着いた答えは保育園方式のエプロン
タオルエプロンが想像以上に使える
保育園等で重宝されている、タオルに紐を通すエプロンが使いやすいんです。
ハンドタオルにゴム紐を通すだけ。
正直、汚れは落ちにくいですが、吸水性が高く食べる邪魔にならないんですよ。
服の首元が汚れないのも良い
洗濯の手間はありますが、首の違和感は少ないのか割と嫌がらずに付けてくれますよ。
食事エプロンはコレが最強!という、おススメの商品は無いのが本音。
どの商品にもメリットデメリットはあるので、子どもが嫌がらずに付けてくれるデザインや品質を探りながら選ぶのが良いという結論に至ります。
離乳食にあると便利なグッズ4選
離乳食にあると便利なグッズは、時短できる商品!
私が推したいのは4つ
- 汚れ対策グッズ
- フードカッター
- ベビーフード
- 電気圧力鍋
1つずつ解説しますね。
汚れ対策グッズ
離乳食を作って食べさせるのと同じ位、片付けも超大変。
後期ごろなんて、お皿を床に投げてくれる(白目)
マスカーテープや新聞紙、100均のレジャーシートなど、何でも良いので椅子の下に敷くと片付けがラクになります。
私は毎回マスカーを設置するのが面倒で、100均のレジャーシートを敷いてました。
- 撥水性があり拭き取りやすい
- 何より安い
- 椅子の下に敷きっぱなし
- 拭く手間はある
食事エプロンを付けていても床は悲惨な状態になるので、何か対策が必要ですよ。
ちなみにマスカーテープはコレ↓
フードカッター
大人のご飯から取り分けしたいなら、あると便利。
キッチンバサミで良いんじゃないの?
子ども専用にして清潔さを保てる
外食の時にも使えるので、ケース付きがおススメ
離乳食後期〜完了期になると、大人用のご飯から取り分けて食べさせられるレシピが増えます。
例えば昼はうどん、夜はハンバーグなら、薄味で取り分けしてフードカッターでチョキチョキ刻めば出来上がりなんですよ。
私は、コンビのお肉もきれるフードカッターを使ってます↓
電気圧力鍋
ほったらかし調理が叶うので、授乳中など手が離せない間に料理が完成するって訳。
正直に言うと、1人目は炊飯器で調理してたんです。
炊飯器への匂い移りも気になるし、調理中は米が炊けねぇし、1品しかできないし…
電気圧力鍋の中でも私が推したいのはホットクック
色々な電気圧力鍋がありますが、ホットクックなら同時調理や予約だけでなく、離乳食取り分けメニューまであるんですよ。
私が使っているホットクックは2.4Lサイズ↓
ホットクックとは?
- 離乳食メニューがある
- おかずと同時に蒸し物ができる
- 混ぜてくれるのでメニューが豊富
- 予約も可能
炊飯器と違い加熱時間も自由に設定できるので、月齢に応じて食材の固さも調整できるんです。
ホットクックで人参を無水調理
手づかみ食に最適なスティック人参の出来上がり
お粥や蒸し野菜だけでなく、オムレツやきんぴら等、おかずがほったらかし調理で完成しますよ(しかも美味い)。
高い買い物なので、ホットクックのレビュー記事をぜひ参考にしてくださいね↓
正直、要らない離乳食グッズ
買ったけど使わなかった、使いづらかったグッズを正直に答えますね。
100円均一の製氷皿
画像引用元:ダイソー蓋付き製氷皿
何がダメって、固くて取り出せないんですよ。
1個だけ取ろうとしても、何個も出てきたり…
とにかく不便なので、数百円足してリッチェルなど離乳食用の保存容器を買った方が良いです。
離乳食用の調理器具セット
出産祝いで貰いがちなセット商品。
イメージはこんな感じ↓
画像引用元:コンビ公式ブランドストア
すり鉢やこし網が入っていますが、ハンドブレンダーを買うなら不要です。
この手のセット商品、手作りで作る前提なのよ…
1人目の時に某メーカーの離乳食セットで手作りしましたが、お粥をすり潰すのに1時間もかかって白目剥いてましたね。
離乳食専用の食器
家にある小鉢で十分
ただし、離乳食用にかわいい食器を買い揃えて親のテンションを上げるのは大事。
プラスチックと陶器ならどっちが良いの?
初めは陶器。本人が投げる時期はプラスチックが安全
陶器の方が食材の色移りもなく、洗いやすい。
でも、投げられると割れるリスクがあるので両方あると便利ですね。
ミルクパンなどの小鍋
家にある鍋で十分だし、炊飯器や電気圧力鍋を使った方が柔らかく仕上がります。
要は、ミルクパン鍋を買わなくて良い。
1人目の時は小鍋でお粥や茹で野菜を作っていましたが、時間がかかるので全くオススメできません。
離乳食に必要なものまとめ
離乳食に必要なグッズは5つ
- 冷凍用の保存容器
- ハンドブレンダー
- 離乳食用のスプーン
- 離乳食用チェア
- お食事エプロン
さらに時短できる便利なグッズは3つ
- 汚れ対策グッズ
- フードカッター
- 電気圧力鍋
離乳食は食べさせるのに時間がかかるので、いかに作る時間を時短できるかが大事。
凝った離乳食よりも食べやすい固さの方が大事だし、家族と一緒に食べる楽しい時間を過ごすのも大切。
まずは最低限必要なグッズを揃えて、成長と共にグッズを買い足すと良いですよ。
私はコープの離乳食で時短してる
ベビーフードも色々種類がありますが、コープの離乳食は手作りの味に近く、素材の味が活きているのでオススメ!
以上、はら⭐︎ママでした〜!
ぶっちゃけどんなグッズも”子による“
一気に買いそろえると失敗するから、試しながら買い足そう!
【母のリアルなひと言】
離乳食が進まないとスプーンのせいか?!と思い、色々試したくなる衝動に駆られる。
なので、始めから2種類用意しておけば試せるし、マジで本人が握る用が大事。