大人でも作るのが面倒くさい魚料理。
ぶっちゃけ、魚は生臭いしボソボソするから子どもが苦手な食材の代表格…。
離乳食でどうしろって言うの(涙)
手間が省ける魚を買うとラク
コープなら離乳食向きの魚が豊富!
実際、全て手作りで挑んだ長女の時より、コープを取り入れた末っ子の方がよく魚を食べました。
- 離乳食にどんな魚を選べば良いの?
- 冷凍のお魚って使える?
- コープで買えるおススメの魚を知りたい
- 魚を使った離乳食レシピが知りたい
この記事では、3児の母が手作りからベビーフードまで色んな魚を使った離乳食の経験を基に、本当に使えるコープの品や魚レシピについて解説します。
離乳食の魚の選び方
- 鮮度の高い魚を選ぶ
- 骨抜き魚を選ぶ
魚は鮮度が大事!
離乳食に限らず、魚は鮮度が大事です。
理由は、古い魚だと食中毒のリスクがあるから。
サバを食べたら蕁麻疹が出たってよく聞く
原因はヒスタミン中毒が多いの
ヒスタミン食中毒は、ヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に魚類及びその加工品を食べることにより発症する、アレルギー様の食中毒です。
厚生労働省 ヒスタミンによる食中毒について
ヒスタミン中毒の症状は、かゆみや蕁麻疹など食物アレルギーの症状と似ているので、間違われやすいんですよ。
魚は鮮度が落ちるとヒスタミンが増えて、加熱しても食中毒になるんです。
ヒスチジンは魚類やその加工品に含まれ、ヒスチジンを多く含む魚を常温で放置する等、不適切な温度管理を行うとヒスタミン産生菌が増殖し、ヒスタミンが生成されます。
消費者庁 ヒスタミン食中毒
要は、鮮度の悪い魚を食べたら食中毒になるからアカンって訳。
離乳食の魚選びで大事なポイントは↓
魚の骨に注意する
魚を選ぶ時は、骨抜き魚やお刺身を買えば骨の心配がいりません。
赤ちゃんは歯が生えそろっていないので、小骨も噛み砕けず喉に刺さる危険があります。
お刺身ならスーパー、骨抜きのお魚ならコープが良いよ
切り身は小骨を抜く手間が増えるだけでなく、抜き忘れる可能性もあるので初めから骨の心配がいらないお魚を選ぶと安心ですよ。
コープの魚が離乳食におススメ
コープは骨抜きの切り身だけでなく、ほぐし身やつみれなど、離乳食に最適なお魚が豊富なんです。
赤身・白身・しらすなど、種類がいっぱい
冷凍品なのでストックできるのも嬉しい。
それでは今から、離乳食に使えるコープのお魚について詳しく解説しますね。
【離乳食に最適】コープの魚3選
- 食塩不使用ふっくらしらす干し
- おさかなだけのパラパラミンチ
- ふんわりつみれ
食塩不使用ふっくらしらす干し
しらすは手軽にスーパーで手に入りますが、塩抜きするのが面倒。
コープのしらす干しは、食塩不使用なので塩抜きしなくてイイんです(感謝)
その名の通り”ふっくら“してる
しらすは大人の第一関節程とやや大きめサイズも混じっているのに、硬くなく”ふっくら“。
小分けなのも嬉しいポイント。
スーパーで買ったしらすを冷凍するとベチャっとなりがち
コープのしらすは”ふっくら”してる、そこが違う
おさかなだけのパラパラミンチ
すけそうだらをミンチ状にしてバラ凍結した商品。
パラパラなので使う分だけ取り出しやすい
原材料はすけそうだらのみで、添加物なし。
正直、コープ白身魚のほぐし身より使いやすかった!
スープやベビーフードのちょい足しにぴったりなんです。
白身魚のほぐし身については、後ほど解説しますね。
コープおさかなだけのパラパラミンチについてもっと詳しく知りたい方>>準備中です
白身魚のふんわりつみれ
卓球のピンポン玉サイズのつみれで、少し弾力があるけど歯茎で潰せる柔らかさ。
離乳食なら4分割にカットは必要
魚は北海道産のすけそうだらを使っているのに、生臭くないんですよ。
角切り野菜いりで、目安は離乳食後期ごろから食べられます。
手づかみ食にもなるし、何度もリピート買いしてて推せる一品。
魚嫌いな子でも試す価値あり!コープのふんわりつみれについてもっと知りたい方>>魚を食べない子に推したい冷凍つみれ【離乳食】
コープ白身魚のほぐし身はおススメなの?
離乳食に使うならひと手間が必要
結論から言うと、割高なうえ身が大きいので潰す手間がいる品。
正直、離乳食には他の商品の方が使える
ほぐし身(冷凍状態)
少量の水を入れて電子レンジで解凍し、ほぐした状態
1㎝程のほぐし身なので、このまま食べられるのは離乳食後期~完了期ごろ。
要は、離乳食初期~後期はペーストにしたり潰したり、ひと手間かかるって訳。
私は初期に買ったけど、ブレンダー必須だった…
おさかなだけのパラパラミンチとの違いは?
大きな違いは2つ。
- 身のカットサイズが違う(ミンチ・ほぐし身)
- 魚の種類が少し違う(すけそうだら・まだら)
すけそうだら(別名すけとうだら)とまだらは、どちらもタラ科の魚。
すけそうだらは鮮度がすぐ落ちるので、加工品に多く使われる。
簡単に言うと、似たような魚だけどパラパラミンチの方が身が細かくミンチ状になっていて使いやすい。
パラパラミンチの方が離乳食向き
たらは初期から食べられるの?
正直、離乳食の本によって回答が異なり私たちを惑わせる
コープ公式に回答がありました↓
たらは9か月頃からと記載している本もありますが、多くの離乳食関連本の参照元となっている厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」には、生後5か月から6か月頃の離乳食の進め方について「慣れてきたら、つぶした豆腐・白身魚・卵黄等を試してみる」とあるのみであり、特別にたらを避けるようにとは示されていません。また、たらは、アレルギー表示を推奨されている品目にも該当しません。食品による反応は、個人差が大きいため、お子さんの様子をみながら、1日1回1さじずつから始めていただくようお願いいたします。
コープ公式HP きらきらステップのQ&A
要は、初期から食べられるけど様子を見ながら少量からスタートしようって話。
【ナースメモ】
魚アレルギーは複数の魚に反応する場合が多い。
タラだけ特別に避けても、他の魚を摂取するなら魚アレルギーが出る可能性はある。
どの魚でも、初めてのひと口は少量から始めるのが良いです。
ただ、初めてのお魚はペースト状にする必要があるので、コープのほぐし身だと手間がかかるのでおススメできないのが本音。
離乳食のカンタン魚レシピ
魚を食べにくい原因は、魚の独特な臭み・ボソボソ感です。
離乳食で魚を食べさせる時は、とろみをつけたり何かに混ぜたり食べやすくする工夫が必要なんですよ。
コープだけじゃなく推しの品を紹介するね
離乳食初期は魚ペースト
初めてのお魚は、ペーストにして滑らかさを重視すれば食べてくれましたよ。
市販のお魚ペーストを使うのもアリ
私は和光堂のはじめてのひと口シリーズ、裏ごしおさかなを使いました。
1キューブが小さじ1分で分かりやすい
お湯で溶かすと少しとろみがあって食べやすい
1キューブが小さじ1杯分なので、はじめてのひと口に最適。
ただベビーフードばかりだと割高なので、食べられる量が増えてきたら自分でペーストを作るとお財布に優しいですよ。
お粥に魚を混ぜて一緒にブレンダーでペースト状にしてたよ
ブレンダーを使えば、10秒あればペースト状になるのでラクです。
離乳食にブレンダーが必要かどうか詳しく解説しています>>離乳食にブレンダーを買わずに後悔【時短アイテムは必要】
中期は魚あんかけ風
魚ペーストから次のステップへいくなら、あんかけやとろみと合わせると食べやすいです。
でも正直、あんかけ作るの面倒ですよね…
そこでおススメなのは、市販品と組み合わせる方法。
- ベビーフードにまぜる
- とろみ剤を使う
ベビーフードなら、野菜も一緒にとれる上にイイ感じのとろみがつくので最高ですよ。
魚ならホワイトソースとの相性バツグン
コープのホワイトソースと合わせると、小食の娘でもよく食べてくれました。
ホワイトソースのおかげでとろみもつき、魚臭さも減るので食べやすくなるんですよ。
手作りの場合は、ふりかけ式のとろみ剤を使えばレンジ調理で簡単にとろみがつきます。
離乳食におススメのふりかけ式とろみ剤について詳しく解説しています>>離乳食のとろみ剤を徹底比較!ズボラ母におすすめの市販品は?
後期は手づかみできる魚
離乳食後期なら手づかみできる魚レシピがおススメ。
- ふんわりつみれ
- 刺身を焼くだけ
- しらす入り軟飯にぎり
ふんわりつみれをカットするだけ
コープ北海道産白身魚と国産野菜のふんわりつみれなら、レンジで温めるだけ2分で手づかみ食が完成します。
冷凍のつみれを耐熱容器に移し、浸る程の水を入れます。
つみれが浸かる程の水を入れる
電子レンジで温めて完成!
4分割にカットして冷めれば食べられるよ
刺身を焼くだけ
カット済みの刺身なら、パックから取り出してフライパンで焼くだけ。
小骨の心配もありません。
刺身を買うなら近所のスーパーだね
半額シールの刺身は避けてね
刺身を両面焼いて、お皿に並べたら完成。
ハマチの刺身を焼いた
ただし、食感はパサパサになりがち
片栗粉をまぶしてから焼けば、型崩れしにくいよ
醤油を1-2滴たらすのもアリ。
しっかりモグモグができる頃に試してみてくださいね。
しらす入り軟飯にぎり
しらすは魚臭くて苦手な場合は、他の食材と組み合わせるのも手。
コープの食塩不使用しらすと鰹節をのせたご飯
小さく丸めて焼きオニギリに
このまま食べてもヨシ、混ぜてオニギリにして手づかみ食にしてもヨシ!
しらす単独で食べるより、魚臭さが減り食べやすくなりますよ。
オニギリが手についてベトベトする時は
トースターで焼くと良いよ
魚はボソボソするし、独特の臭みがあって食べ辛い物。
ベビーフードのソースで臭みを消したり、青のりなどのちょい足しで味を変えたりすれば食べやすくなりますよ。
【まとめ】離乳食に使える魚
- 離乳食で使う魚は新鮮で小骨の心配がない物
- コープなら離乳食に使える骨抜き魚が豊富
- 魚は独特の臭みとボソボソ感があると食べない
- コープのホワイトソースに魚を混ぜると食べやすい
- つみれなら手づかみ食にもなる
- 魚臭さが苦手な場合は他の食材と組み合わせる
離乳食の魚なら、新鮮で小骨の心配がない魚を選ぶことが大事。
ベビーフードの活用や、他の食材と組み合わせることで魚は食べやすくなりますよ。
少しでも離乳食作りを時短して、親が休める時間を確保しましょうね。
以上、はら☆ママでした~
離乳食に使えるコープの離乳食についてもっと知りたい方>>生協の離乳食をママ友におすすめする理由はコレ